内臓とこころ (河出文庫)無料ダウンロードkindle

内臓とこころ (河出文庫)

によって 三木 成夫


5 5つ星のうち(24人の読者)

内臓とこころ (河出文庫)無料ダウンロードkindle - 内容紹介 「こころ」とは、内臓された宇宙のリズムである……子供の発育過程から、人間に「こころ」が形成されるまでを解明した解剖学者の伝説的名著。生命四億年の記憶は毎日の生活に再現されている! 内容(「BOOK」データベースより) 「こころ」とは、内蔵された宇宙のリズムである―おねしょ、おっぱい、空腹感といった子どもの発育過程をなぞりながら、人間の中に「こころ」がかたちづくられるまでを解き明かす解剖学者のデビュー作にして伝説的名著。四億年かけて進化してきた生命の記憶は、毎日の生活の中で秘めやかに再生されている!育児・教育・保育・医療の意味を根源から問いなおす。 著者について 1925年、香川県丸亀市生まれ。解剖学者。東京芸術大学教授。1987年死去。主な著書に『胎児の世界』(中公新書)、『生命形態の自然誌I』『海・呼吸・古代形象』『生命形態学序説』『ヒトのからだ』(以上、うぶすな書院)など。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 三木/成夫 1925年、香川県丸亀市生まれ。解剖学者。1951年、東京大学医学部卒業。同解剖学教室へ入り、1957年、東京医科歯科大学解剖学教室を経て、1973年東京芸術大学保健センター。東京芸術大学教授。1987年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る

内臓とこころ (河出文庫)の詳細

本のタイトル : 内臓とこころ (河出文庫)
作者 : 三木 成夫
ISBN-10 : 430941205X
発売日 : 2013/3/5
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 18.88 (現在のサーバー速度は29.29 Mbpsです
以下は 内臓とこころ (河出文庫) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
本書は、1987年早逝された三木成夫氏の、保育者向けの講演をまとめたものです。ヘッケルの“個体発生は系統発生を繰り返す”というテーゼを、実際解剖によって確認した著者が、胎児期から幼児期まで敷衍して、進化という視点でホモサピエンスを解説されてます。昭和の鷹揚とした語り口に、生命への深い愛情が感じられ時代を超越した名著だと思います。具体的には、体を、体壁系と内臓系とふたつに分け(20年の研究成果というシェーマが興味深い)、頭で効率的に考える時代の流れに対して、心(内臓系)の復興を、と説かれていることは、現代社会にあっても深く共鳴するところです。自然のとらえ方も、昭和のそれは、なにか懐かしく失ったものの大きさを感じました。とりわけ、胎児幼児の丹念な観察から得られた進化の解説がものすごく面白くて、出産育児を経た自分はなるほどコレだったのかと納得するところです。なぜあれほど、何もかもなめ尽くすのか、指差すのか、執拗な「ナーニ?」「どうして?」はナゼか。進化という切り口で鮮やかに解説され、見事です。つわりの始まりが、ちょうど胎児が爬虫類期に入ったところ、という指摘にも驚きました。生物としてのホモサピエンスを、宇宙的視野でそのまま捉える深い示唆に富んだ貴重な本です。

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