世界を創る女神の物語 ─神話、伝説、アーキタイプに学ぶヒロインの旅 epubダウンロード

世界を創る女神の物語 ─神話、伝説、アーキタイプに学ぶヒロインの旅

によって ヴァレリー・エステル・フランケル


3.6 5つ星のうち(2人の読者)

世界を創る女神の物語 ─神話、伝説、アーキタイプに学ぶヒロインの旅 epubダウンロード - 内容紹介 少女はやがて女神になる。 水と大地を感じさせる叡智と洞察の物語へ── 世界の神話・民話から「英雄(ヒーロー)目線ではないヒロイン(女性性)の旅」を読み解く、女神神話の物語分析、決定版。 ○キャラクター、ストーリー、世界観を作る、すべての物語創作者必携の1冊 ○昔話の類型「アールネ・トンプソンのタイプ・インデックス(抜粋)」付き 昔話はイマジネーションや希望、人間らしさにあふれています。人間に共通の「集合的無意識」を表すものもたくさんで、願望実現や問題解決、気づきのヒントを与えてくれます。おとぎ話と神話は手ほどきをするイニシエーターであり、若い世代を導く賢者です 。 ───本文(イントロダクション)より 古代の女神は大地や海であり、生命の母でした。優美で残酷、絶対的な支配者で、「イシュタル、アスタルテ、キュベレは、残忍で、気まぐれで、淫乱だった。彼女たちには力があったのだ。死と生の源泉である彼女たちは、男たちを産んで、奴隷にした」と、シモーヌ・ド・ボーヴォワールも『第二の性』で記しています。(中略)「ヒロインの旅」も、英雄の旅と同じように普遍的で尊く、力強いものです。 ───本文より 世界地図を用意して、本書で取り上げる物語の地域に色を塗って確認したところ、南極大陸以外はほぼ埋まりました。(中略)欧米の話に偏らないよう、西アフリカやペルー、アメリカのズニ族、オーストラリアの物語も調べました。伝説、記録、心理学、歴史、社会学の本にも手を伸ばし、(中略)人類学や歴史の本、神話についての記述に注目して読みました。 「英雄の旅」の根底には愛や不安、若者の悩みや心の闇があるため、ユングやフロイトの心理学や、ユング派のマリア・タタールやトニ・ヴォルフらによる神話分析も調べました。「ヒロインの旅」の普遍性を知れば知るほど、ジャンルや形態を問わず、様々な創作に応用できそうです。 ───本文より ジョゼフ・キャンベルの『英雄の旅』や『千の顔を持つ英雄』では、「英雄(ヒーロー)」は失ったものを取り戻し、命を救う霊薬を探して魔法の剣で悪と戦い、やがて叡智を得て村に帰還します。スターウォーズもアーサー王の伝説も、数多くの物語が悪を倒し、恐怖を乗り越え、大人になります。 では、「ヒロイン」は? 英雄(ヒーロー)が冒険の中で論理や勇気、力を表す一方、ヒロインは創造力や慈愛、鋭い直感を表します。決して、ヒーローに助けられるのを待つばかりではありません。 「ヒロインの旅」は献身と勇気を携え、常に前を向いて歩く強さがあります。月のサイクルに従って生き、剣はなくとも知恵と鋭い直感で戦い抜き、苦しみに耐えながらやさしい世界を求め続けます。そうして、少女はやがて女神へと成長していくのです。そこには、現代の女性の生き方へと続く系譜があります。 本書では、世界各地の神話、伝説、民話や民間伝承を楽しみながら、「ヒロインの旅」をステップごとに追う、「女神たちのストーリーテリング」を凝縮しています。 アニメ、マンガ、ゲーム、映画や小説など、各ジャンルの物語創作のヒントとなるのはもちろん、心理学、神話学やジェンダーの研究にも必携の1冊となります。 【取り上げる世界の物語の一覧】 『野の白鳥』(デンマーク)/『ニーベルングの指環』(ドイツ)/『タムとカム』(ベトナム)/ 『ケリドウェンの大釜』(ウェールズ)/『ヒナの航海』(サモア)/『イシュ・チェル』(マヤ)/ 『タム・リン』(スコットランド)/『千匹皮』(ドイツ)/『手なし娘』(南アフリカ、コーサ)/ 『シェヘラザードとドニアザード』(中東)/『イナンナの冥界下り』(シュメール)/『コアトリクエ』(アステカ)/ 『メドゥーサ』(アメリカ)/『ライオンのひげ』(スーダン)/『バーバ・ヤーガ』(ロシア)/ 『変わる女』(ナバホ)/『デメテルとペルセポネ』(ギリシャ)/『金蓮』(中国)/ 『デアドラの物語』(アイルランド)/『ウサギ狩りの少女』(ズニ族)/『アナトとバアル』(ウガリット)/ 『熊皮の女と熊女』(ブラックフット族)/『アフロディテの結婚』(ギリシャ)/『賢いクリスタル』(チリ)/ 『イシスとオシリス』(エジプト)/『シャーマンの女』(シベリア)/『ペレとヒイアカ』(ハワイ)/ 『イザナギとイザナミ』(日本)/『泣き女』(メキシコ)/『カーリーの誕生』(インド)/ 『老女と悪魔』(パレスチナ)/『度胸がある女』(ペルシャ)/『石の舟に乗った魔女』(アイスランド)/ 『銅色の女の娘たち』(バンクーバー島) 内容(「BOOK」データベースより) 世界の神話・民話から英雄目線ではない「ヒロインの旅」を読み解く、女神神話の物語分析。キャラクター、ストーリー、世界観をつくる物語創作のヒント。「アールネ・トンプソンのタイプ・インデックス(抜粋)」付き。 商品の説明をすべて表示する

世界を創る女神の物語 ─神話、伝説、アーキタイプに学ぶヒロインの旅の詳細

本のタイトル : 世界を創る女神の物語 ─神話、伝説、アーキタイプに学ぶヒロインの旅
作者 : ヴァレリー・エステル・フランケル
ISBN-10 : 484591607X
発売日 : 2016/10/21
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 28.43 (現在のサーバー速度は23.63 Mbpsです
以下は 世界を創る女神の物語 ─神話、伝説、アーキタイプに学ぶヒロインの旅 の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
フィルムアート社から発売された『世界を創る女神の物語』は、とても珍しい書籍だと思う。世界の神話や民話を、その物語のヒーローの側からではなく、ヒロインの側から読み解いていくという内容だからだ。様々な物語の中で、実はヒロインはただ助けられることを待っているだけの存在ではない。感情や行動、時には的確な示唆において、ヒーローの可能性を大きく広げ成長させる要因ともなっている。そのことを作者は細やかな検証と共に、読者に伝えてくれる。この本の面白さは、ヒロイン、つまり女性の目線で物語を再構築することであり、また、再構築された世界に、新しい可能性を見出すことにある。それはつまり、世界の多様性を受け入れることであり、女だから男だから、という小さな垣根にとらわれない、新しい生き方を示唆するということに他ならないのである。すべてのジャンルで、物語を紡ごうとする人たちには、ぜひ一読をお勧めしたい。目からウロコという言葉があるけれど、この本から得る感覚は、自分の内側にあった力こぶのようなものの存在に、ふいに気付くような感覚だ。創作のヒントがここにある、というよりも、創作の力の源泉に気付かせてくれる内容になっている。

0コメント

  • 1000 / 1000